【ハリポタ】嘆きのマートルの死因と切ない本名!女優の驚きの年齢と現在
世界的な大ヒット作『ハリー・ポッター』シリーズにおいて、ホグワーツ魔法魔術学校の2階女子トイレに棲みつき、いつも甲高い声で泣き叫んでいる幽霊「嘆きのマートル」。陰鬱で情緒不安定、しかしどこか憎めないコミカルな振る舞いで、数ある登場人物の中でもひときわ強烈な存在感を放っています。
一見するとコミックリリーフのような彼女ですが、その生い立ちにはヴォルデモートの過去と直結する悲惨な死の真相や、切なすぎる本名が隠されています。さらに映画版で彼女を演じた女優の「当時の年齢」を知って驚愕したファンも少なくありません。本稿では、彼女の悲痛なバックストーリーからキャスティングの裏話、舞台『呪いの子』に至る足跡までを徹底解剖します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:マートルの死因は『秘密の部屋』から解き放たれた「バジリスク」の視線であり、若きヴォルデモート(トム・リドル)の最初の犠牲者だった。
- 要点2:本名は「マートル・エリザベス・ウォーレン」。映画で14歳の学生幽霊を演じた女優シャーリー・ヘンダーソンは撮影当時36歳だった。
- 要点3:女子トイレに居座る理由は生前の壮絶ないじめと魔法省の命令。『炎のゴブレット』の風呂場や舞台『呪いの子』でも物語を動かす重要人物として活躍する。
【死因の真相】嘆きのマートルはなぜ命を落としたのか?秘密の部屋とバジリスクの影
マートルが命を落としたのは1943年6月のことです。当時ホグワーツの生徒だった彼女は、女子トイレの個室に閉じこもって泣いていました。同級生から容姿や眼鏡をからかわれ、深く傷ついていたためです。
そのとき、トイレに誰かが入ってきて、聞き取れない異様な言語を話し始めました。男子生徒の声だと気づいたマートルが「ここは女子トイレよ、出て行って!」と怒鳴りながら個室のドアを開けた瞬間、彼女の視界に飛び込んできたのは巨大な黄色い二つの目でした。マートルはその場で即死します。
彼女の命を奪った正体こそ、スリザリンの怪物バジリスクでした。異様な言語とは、バジリスクを操るための「蛇語(パーセルタング)」です。そして、怪物を解き放ち扉を開けた張本人こそ、当時スリザリンの監督生を務めていたトム・マールヴォロ・リドル――後の闇の帝王ヴォルデモートでした。
リドルは自らの手を直接汚すことなくマートルを殺害し、その死を利用して最初の分霊箱(日記)を作成しました。何も知らない無実の少女が、闇の魔法使いの野望の最初の犠牲者となった瞬間でした。
【本名と生い立ち】「マートル・エリザベス・ウォーレン」が背負った悲哀の物語
彼女の正式な本名はマートル・エリザベス・ウォーレン(Myrtle Elizabeth Warren)といいます。原作小説の連載中には長らく明かされていませんでしたが、原作者J.K.ローリングが後に公式設定として明かしました。
マートルはマグル(非魔法族)の家庭に生まれた魔女で、ホグワーツでは知性を重んじるレイブンクロー寮に所属していました。聡明な資質を持っていたものの、人付き合いが極めて不器用で、トレードマークの厚い眼鏡やニキビ肌を理由に、日常的に周囲からからかいや冷笑の対象にされていたのです。
名門校で誰にも心を許せず、孤独に苛まれていた彼女の背景を知ると、「嘆きのマートル」という不名誉な呼び名と彼女の激しい感情の起伏は、生前に受けた深い心の傷の裏返しであることが浮き彫りになります。
【なぜトイレに居座る?】生前のいじめと幽霊として現世に留まり続ける切ない理由
彼女がなぜ、2階の使われていない女子トイレに留まり続けているのかには、明確な理由があります。それは、生前自分をいじめた同級生への復讐劇に端を発しています。
死後ゴーストとなって蘇ったマートルは、自分をからかって泣かせた張本人である同級生オリーブ・ホーンビィの前に現れ、彼女の行く先々で付きまとう執拗な嫌がらせ(ゴーストによるストーキング)を敢行しました。オリーブが兄の結婚式に出席した際にも現れて台無しにするなど、徹底的な報復を続けたのです。
耐えかねたオリーブが魔法省に告発状を出した結果、魔法省はマートルに対し「オリーブへの接近禁止」と「命を落とした現場であるホグワーツの2階女子トイレへの退去・滞在」を命じました。こうして彼女は、ホグワーツの薄暗いトイレの個室や排水管を住処とすることになったのです。
【演じた女優の衝撃】シャーリー・ヘンダーソンの撮影当時年齢と名演の裏側
映画シリーズで嘆きのマートルを演じたのは、スコットランド出身の実力派女優シャーリー・ヘンダーソンです。映画ファンを最も驚かせたのは、彼女のキャスティング当時の実年齢でした。
第2作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年公開)の撮影時、14歳の少女幽霊を演じたシャーリーの年齢は36歳でした。さらに第4作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年公開)で再登場した際には近台の39〜40歳に達していました。子役や若手俳優が中心のホグワーツ生徒役の中で、群を抜く最年長記録です。
身長155cmという小柄な体格に加え、あの独特なハイトーンのウィスパーボイスと、少女特有の思春期らしい気まぐれさ・危うさを完全に表現しきった演技力は圧巻の一言。映画『トレインスポッティング』のゲイル役や『ブリジット・ジョーンズの日記』のジュード役などで国際的評価を得ていた実力派だからこそ成し得た、映画史に残る名演です。
【名シーンを振り返る】『炎のゴブレット』のお風呂シーンから『呪いの子』での活躍
マートルの存在感を語る上で外せないのが、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』での大浴場シーンです。三大魔法学校対抗試合の第2の課題に悩むハリーが、監督生用の豪華な大浴場で金の卵の謎を解こうとする場面にマートルが突如乱入します。
泡風呂の中に潜り込み、ハリーの身体をじっくり観察しながら思わせぶりにからかい、「卵を水に沈めて開けてみて」と決定的なヒントを授けるマートル。少女の純情さとゴースト特有の不気味さ、そして大人のユーモアが絶妙に混ざり合った名場面として、ファンの間で高い人気を誇ります。
さらに物語はここで終わりません。公式の続編舞台劇『ハリー・ポッターと呪いの子』でもマートルは重要局面で登場します。ハリーの息子アルバス・ポッターとドラコ・マルフォイの息子スコーピウス・マルフォイが、過去を変えるためにタイムターナーを使って潜入する際、マートルの棲むトイレが重要な侵入経路となり、彼女自身の助言が時空を超えた冒険を大きく前進させることになります。
【日本語吹き替え】嘆きのマートルの声優は誰?坂本真綾の圧巻の演技力
日本国内の映画ファンにとって、マートルの強烈なキャラクターを決定づけたのが日本語吹き替え版のクオリティです。声を担当したのは、トップ声優・歌手として名高い坂本真綾です。
坂本真綾といえば、知的で凛としたヒロインやクールな役柄を演じることが多い名声優ですが、マートル役ではトーンを一変。甲高く耳に残る悲鳴、急激に機嫌を損ねるヒステリックな声色、ハリーの前で急にもじもじする甘えた声など、マートルの情緒不安定な精神状態を完璧な緩急で演じ分けました。原語版のシャーリー・ヘンダーソンに勝るとも劣らない怪演として、吹き替えファンの間でも語り草となっています。
【嘆きのマートル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マートルはホグワーツのどの寮に所属していたのですか?
A1:知性と探求心を重んじるレイブンクロー寮の生徒でした。聡明な頭脳を持っていましたが、マグル生まれであったことや内向的で繊細な性格が災いし、寮内でも孤立していじめを受けていました。
Q2:なぜマートルは生き返ったり、成仏して天国へ行ったりできないのですか?
A2:魔法界の設定では、現世に強い未練や執着、死への強い恐怖を抱いた魔法使いだけが「ゴースト」として残る選択をします。一度ゴーストとして現世に留まることを選んだ魂は、二度と成仏することも肉体を取り戻すこともできず、永遠にその姿のまま存在し続けます。
Q3:マートルとハリーの関係はどのようなものですか?
A3:マートルはハリーに対してあからさまな好意を抱いています。普段は男子生徒を激しく拒絶するマートルですが、ハリーがトイレを訪れた時だけは好意的に接し、「もしあなたが死んだら私の個室を共有してもいい」と持ちかけるなど、独特で切ないアプローチを見せていました。
まとめ:時代を超えて愛される嘆きのマートルの魅力と現在
陰惨ないじめ被害とバジリスクによる理不尽な死という過酷な運命を背負いながらも、どこか人間味に溢れ、物語の要所でハリーたちを助けてきた嘆きのマートル。その切ない背景とユーモラスなキャラクター性のギャップこそが、長年世界中のファンを惹きつけてやまない最大の要因です。
現在も東京・としまえん跡地の「スタジオツアー東京」や舞台『呪いの子』で彼女の存在は大きくフィーチャーされており、今後制作が進むHBOによるドラマ版『ハリー・ポッター』リメイクにおいても、「次のマートル役を誰が演じるのか」に世界中から熱い視線が注がれています。ホグワーツの歴史の闇と光を一身に背負った彼女の物語は、これからも色褪せることなく語り継がれていくはずです。 (出典: 嘆き の マートル(Yahoo!ニュース))