英語の「似てる」はどう使い分ける?外見・性格・親子の違いを解説

目次
英語の「似てる」はどう使い分ける?外見・性格・親子の違いを解説
英語の「似てる」はどう使い分ける?外見・性格・親子の違いを解説
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 英語の「似てる」はどう使い分ける?外見・性格・親子の違いを解説

日常会話の中で「あの二人、顔がすごく似てるよね」「お父さんに性格がそっくりだね」と口にする機会は多いものです。しかし、いざ英語で伝えようとすると、「look like」「similar」「resemble」「take after」など似た意味を持つ単語がいくつも浮かび、どれを選ぶべきか迷ってしまうケースが後を絶ちません。

英語における「似ている」の表現は、「外見なのか内面なのか」「血縁関係があるのか」「カジュアルな口語かフォーマルな文章か」といった要素によって使い分けのルールが明確に存在します。ニュアンスの境界線を整理しておくことで、ネイティブとの会話でも意図を正確に伝えられるようになります。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:見た目の類似は「look like」、性質や概念の類似は「similar to」、親からの遺伝は「take after」を使い分けるのが基本
  • 要点2:「resemble」は改まった響きを持ち、前置詞が不要で進行形にできない文法上の特徴がある
  • 要点3:「spitting image」や「two peas in a pod」などの口語表現を知ると、ネイティブ特有の「そっくり」を自然に表現できる

【決定版】「似ている」を表す英語の使い分け|look like・similar・resembleの根本的な違い

英語で「似ている」を表現する際、最も頻繁に使われるのが「look like」「similar」「resemble」の3つです。日常会話からビジネス文書まで幅広く対応するためには、それぞれの核となる意味合いを把握しておく必要があります。

日常会話で最も汎用性が高いのが「look like」です。これは純粋に視覚的な外見が似ている状態を指します。直後に名詞を置き、「You look like your brother.(お兄さんに似ていますね)」のように使われます。

一方、「similar」は外見だけでなく、考え方、状況、性質、データなど幅広い対象の「類似性」を表現できる形容詞です。通常は「A is similar to B」の形で用いられます。実用的なsimilar toの似ている例文として、以下のような使い方が挙げられます。

・My music preference is similar to yours.(私の音楽の趣味はあなたと似通っています)
・The new smartphone is very similar to the previous model in design.(新型スマートフォンはデザイン面で前モデルとよく似ています)

ここで押さえておきたいのが、look likeとresembleの違いです。「resemble」は「look like」よりも堅い響きを持つ他動詞で、ニュース記事や論文、改まったスピーチなどで好まれます。文法上の注意点として、「resemble」は後ろに「to」や「with」などの前置詞を伴わず、直接目的語を取る点(He resembles his father)、そして状態を表す動詞であるため原則として進行形(is resembling)にはできない点が挙げられます。

【外見・見た目】顔や姿が似ている時の英語表現|alikeとsimilarの違い・look-alikeの活用法

人の顔立ちや服装、建物の外観など、外見が似ている英語表現にはいくつかの定型パターンがあります。特に混同しやすいのが「alike」と「similar」の文法的な使い分けです。

alikeとsimilarの違いにおける最大のポイントは、単語が置かれる位置にあります。「similar」は名詞の前にも後ろにも置けますが、「alike」は叙述用法(補語として使う)または副詞としてしか使えません。つまり、「alike twins」のような名詞を直接修飾する形は文法的に誤りで、「The twins look alike.(その双子は見た目がそっくりだ)」のように動詞の後に配置するのが正しいルールです。

また、「look alike」はハイフンで繋いで「look-alike」とすることで、「そっくりさん」「酷似したもの」という名詞としても機能します。look alikeの意味と例文を確認してみましょう。

・They look alike, but they aren't related.(彼らは見た目が似ていますが、血縁関係はありません)
・He works as a celebrity look-alike at special events.(彼は特別なイベントで有名人のそっくりさんとして働いています)

【血縁・遺伝】「親に似ている」はtake after?親子・家族の遺伝を表す鉄板フレーズ

家族や親族の間で「父親に似ている」「母親譲りだ」と言いたい場合、最も自然な動詞句が「take after」です。

take afterの似ている使い方には明確な条件があります。それは「子ども(若い世代)が親や祖父母など年上の血縁者から特徴を受け継いでいる」という文脈でのみ使える点です。外見の類似だけでなく、気質や癖、才能などが似ている場合にも幅広く用いられます。

・She really takes after her mother in musical talent.(彼女は音楽の才能において本当にお母さん似ですね)
・I take after my grandfather when it comes to stubbornness.(頑固なところは祖父に似てしまいました)

なお、親が子どもに似ているという文脈で「The father takes after his son」と表現することはできません。この場合は素直に「resemble」や「look like」を使います。

会話を豊かにする親子が似ている英語フレーズとしては、以下のような定番のイディオムも効果的です。

・Like father, like son.(この親にしてこの子あり/カエルの子はカエル)
・The apple doesn't fall far from the tree.(木から落ちたリンゴは木のそばに落ちる=血は争えない)
・Good eyesight runs in the family.(視力が良いのは我が家の家系・遺伝です)

【内面・声・雰囲気】性格が似ている・声が似ているときの英語|抽象的な「似通っている」の表現

「似ている」と感じる対象は、視覚的な要素だけに留まりません。内面的な要素や五感を通じた類似についても、専用の表現が存在します。

まず、性格が似ている英語としては、「have similar personalities」が最も直接的で明確です。少しこなれた比喩表現を使うなら、「cut from the same cloth(同じ布地から裁断された=気質や価値観がそっくり)」という慣用句がネイティブの会話でよく登場します。

・We have very similar personalities, so we never argue.(私たちは性格がとても似ているので、口論になることがありません)
・Those two business partners are cut from the same cloth.(あの2人の共同経営者は根底の気質がそっくりだ)

電話越しなどで声が似ている英語を伝える場合は、視覚の「look」を聴覚の「sound」に置き換えるだけで自然な文になります。

・You sound just like your sister on the phone.(電話だと本当にお姉さんと声がそっくりですね)
・Our voices sound so similar that our colleagues get confused.(私たちの声はあまりに似通っているため、同僚が混乱します)

さらに、物事の方向性や状況が似通っている英語表現としては、「have a lot in common(共通点が多い)」や「bear a close similarity to(〜と酷似している)」といったフレーズが論理的な文脈で重宝されます。

【ネイティブ感覚】「そっくり・瓜二つ」を表す英語スラングと日常会話のこなれたフレーズ

単に「似ている」というレベルを超えて、「生き写しのようにそっくり」「瓜二つ」と強調したい場面では、特有の口語表現やそっくりを表す英語スラングが威力を発揮します。

代表格となるのが「spitting image」です。「be the spitting image of 〜」の形で、「〜の生き写しである」という意味になります。

・He is the spitting image of his grandfather when he was young.(彼は若い頃の祖父の生き写しのようにそっくりです)

その他にも、ネイティブが愛用する表現が揃っています。

・dead ringer:外見が驚くほど完全に一致している人物(例:She is a dead ringer for that actress.)
・two peas in a pod:ひとつのサヤに入ったエンドウ豆のように、外見や行動が息ぴったりで瓜二つな様子(例:Those best friends are like two peas in a pod.)
・carbon copy:書類のカーボンコピーのように、特徴や行動パターンまで完全に同一であること

【英語の「似てる」表現】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:友達同士で「私たちって似てるよね」と言いたいときは何と言えば良いですか?
A1:外見なら「We look alike.」、性格や考え方なら「We are so similar.」や「We have so much in common.」を使うのが自然です。「take after」は血縁関係のある目上の人に対して使う表現のため、友達同士では使いません。

Q2:「resemble with」という英語をよく見かけますが、これは正しい文法ですか?
A2:文法的には誤りです。「resemble」は他動詞であるため、前置詞の「with」や「to」を挟まずに「She resembles her mother.」と名詞を直接続けます。「similar to」との混同から生じやすい間違いなので注意してください。

Q3:双子のように全く同じと言いたいときの「identical」と「similar」の違いは何ですか?
A3:「similar」は「似ている部分が多い(相違点もある)」状態を指すのに対し、「identical」は「完全に同一・見分けがつかない」レベルの一致を指します。一卵性双生児は英語で「identical twins」と呼ばれます。

【まとめ】文脈と対象を見極めて「似てる」を自在に使いこなそう

英語の「似てる」という概念は、対象が「目に見える姿」なのか「内面や能力」なのか、あるいは「遺伝によるもの」なのかによって、選択すべき表現が明確に分岐します。

カジュアルな日常会話の「look like」や「take after」から、フォーマルな「resemble」、そして表現力に深みを与える「spitting image」のようなイディオムまで、文脈に合わせて引き出しを増やしておくことがスムーズなコミュニケーションへの近道となります。まずは身近な人や物の共通点を表現することから試してみてください。 (出典: 似 てる 英語(Yahoo!ニュース))

似 てる 英語
似 てる 英語
似 てる 英語